近い将来起こるとされる南海トラフ巨大地震で津波被害が予想される宇和海沿岸の住民が、自ら地区を歩いて避難マップを作るなどしたワークショップの成果報告会が10日、愛媛県西予市宇和町卯之町4丁目の県歴史文化博物館であった。南予5市町の自主防災会員ら約120人が地域防災について考えた。
 県の2014年度新規事業として、八幡浜市保内町川之石と宇和島市大浦の2地区で14年7~9月にそれぞれ計4回、ワークショップを開いた。