交通死亡事故多発緊急事態宣言が25日に発令されたことを受け、愛媛県警は26日、松山市南堀端町の県警本部前の国道56号で緊急検問を行い、ドライバーに交通安全を呼び掛けた。
 より多くのドライバーに緊張感を持ってもらおうと交通量が多い本部前で実施。白バイやパトカーなど計11台と警察官約25人が車両に停止を求め、ゆとりある運転や歩行者への注意を促すチラシを手渡し、安全運転を呼び掛けた。
 交通企画課の喜井幸介課長補佐は、今月1~25日の死亡事故で亡くなった7人のうち6人が高齢者だとし「全てのドライバーは、緊張感を持って安全運転に努めてほしい」と呼び掛けた。
 交企課によると、県内の今年の交通事故死者は25日時点で68人(前年同期比7人増)。