棚田の四季と暮らし活写 大洲で公募写真展
南予を中心とした棚田の四季や暮らしを切り取った作品が並ぶ「棚田写真展 棚田に生きる」が18日、愛媛県大洲市東大洲のAコープおおずで始まり、人々の目を楽しませている。22日まで。
棚田保全への機運を高めようと樫谷棚田(大洲市戒川)保存会メンバーらでつくる実行委員会が開催。3回目の今回、初めて作品を公募すると約130点が集まり、展示が追い付かない反響だった。
登場する棚田は樫谷棚田のほか、日本の棚田百選に選ばれている堂の坂(西予市)、泉谷(内子町)、奥内(松野町)など。水鏡のように空を映す棚田や農作業にいそしむ人々らが活写されており、農家の人々らが興味深そうに見つめていた。写真に加え絵画3点も展示されている。