梅雨や台風に備え、重信川や石手川の洪水対応演習が19日、愛媛県松山市土居田町の国土交通省松山河川国道事務所などであった。約20人が市町への的確な情報伝達を訓練した。
 出水期を前に毎年、実施している。訓練は重信川で水位が6メートルを超え、堤防が決壊すると想定。観測した雨量を基に水位を予測して県や市町にメールで伝え、横尾和博所長がホットラインで避難について助言した。
 松山市宿野町の石手川ダム管理支所では、警報所のサイレンやスピーカーの試験運転で音響を確認した。