核兵器の廃絶を訴える原水爆禁止四国大会が11日、愛媛県松山市三番町5丁目のえひめ共済会館で始まり、約200人が講演などを通じ、平和への思いを強めた。
原水爆禁止四国ブロック協議会などの主催で、同愛媛協議会の永瀬勉理事長は「安全保障関連法案は違憲で、廃案以外ない。撤廃に向け歩みを進めなくてはならない」とあいさつした。
四国4県の同協議会代表者が街頭での署名活動などの取り組みを報告したほか、4月にニューヨークで開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議への参加者が、現地での集会で、原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を紙芝居で紹介した際の聴衆の反応などを紹介した。