かんきつなどの県産果実を使った「愛あるえひめのリキュール」の商品開発と販路拡大に取り組む県内蔵元の関係者4人が25日、愛媛県庁を訪れ、イヨカンやキウイを取り入れた新商品など11品の魅力をPRした。
 「愛ある―」は、需要が増加傾向にあるリキュールと県産果実を組み合わせて新しい特産品を開発しようと、県と六つの蔵元が2012年度から共同で実施。14年度は宮内イヨカンを使ったリキュールや、西条市産のキウイと砥部町の七折小梅をミックスしたキウイ梅酒など4品が新たに完成した。
 各蔵元の代表者は商品の特長を中村時広知事に説明。知事は香りを確かめながら1品ずつ試飲し「県産果実をふんだんに使った質の高い商品が出来上がり心強い。果実王国のリキュールとして展開できそう」と期待した。