松野町長選告示 新人3人が立候補 13日投開票
任期満了に伴う愛媛県の松野町長選挙が8日、告示された。いずれも無所属新人で、作業療法士養成施設非常勤講師の近藤由美子氏(67)=同町吉野、介護会社社長の山口尊氏(67)=同町松丸、元町職員の坂本浩氏(52)=同=が立候補し、13日の投開票日に向け選挙戦に突入した。
2期8年を務めた現職の阪本寿明町長(69)が引退を表明したのを受け、新人3人による争いとなった。指定管理者をめぐり混乱する町観光施設の今後や後継者不足などの農林業対策が課題に挙がる中、3氏は現体制維持か改革かを巡り前哨戦を繰り広げていた。2010年の鬼北町との合併断念後としては2回目の町長選で、選挙戦は04年以来4回連続。
期日前投票は9~12日の午前8時半~午後8時に同町松丸の町コミュニティセンターで行う。投票は13日午前7時~午後8時に町内10カ所で行い、午後9時から同センターで開票する。
11月7日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数は3601人(男1697人、女1904人)。
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