3月21日に甲子園球場で開幕する第87回選抜高校野球大会で、出場校を決める選考委員会が23日、大阪市内で開かれ、21世紀枠代表に愛媛県の松山東が選ばれた。松山東の出場は旧制松山中時代の1933(昭和8)年以来、82年ぶり2度目。
 昨年夏の愛媛大会で準優勝した松山東は、秋の県大会でも決勝まで勝ち進んで準優勝し、63年ぶりに四国大会へ出場した。1回戦で鳴門(徳島)に敗れたが、他の運動部とグラウンドを共有するなどハンディがある中で成果を挙げたこと、学業と野球部活動を両立させていることなどを理由に、県高野連から21世紀枠として推薦され、昨年12月に9地区から1校ずつ選出される候補校となっていた。