職員のワークライフバランス(仕事と生活の両立)を推進しようと愛媛県松山市は17日、管理職210人が合同で「イクボス」を宣言した。部下の私生活の両立を上司が推進し、働きやすい環境づくりや市民サービスの向上を目指す。
 市によると、県内自治体で宣言したのは新居浜市に続き2例目。松山市は2016年11月、市内121の企業や団体とイクボス合同宣言をしている。
 17日は、野志克仁市長が「部下が生き生きと働いて組織が活性化すれば、市の事業の充実にもつながる。管理職がイクボスとして職場を引っ張ってほしい」とエール。西泉彰雄副市長が代表して「職員をサポートし、働きやすく働きがいのある職場づくりを進める」と宣言した。