松山市とJR四国、観光集客で協定
JRグループによる大型観光キャンペーンが2017年に行われることを受け、愛媛県松山市とJR四国は15日、瀬戸内・松山周遊ルートの定着へ連携・協力する協定を締結した。協定期間は19年3月末までの4年間。
「四国デスティネーションキャンペーン」と銘打ち、自治体とJRグループ6社が協力し、17年4月から約3カ月間、全国から四国に送客する。四国で行われるのは14年ぶり。
協定は周遊ルート定着へ向けた商品の充実やPRに、連携して取り組むことなど3項目。JR松山駅であった締結式では、野志克仁市長が「協定を礎とし、旅行市場へ4年間継続的にアピールできる」とあいさつ、JR四国の泉雅文社長と協定書を交わした。
締結を記念し、JR松山駅に列車が到着する際に流れる音楽に、作家の新井満さんが正岡子規の俳句にメロディーを付けた「春や昔」を導入した。関係者による案内板の除幕式もあった。