松山大女子駅伝部2選手に愛顔スポーツ賞 陸上の日本学生対校選手権V
愛媛県は21日、松山大と女子駅伝部の高見沢安珠、中原海鈴の両選手に愛顔(えがお)のえひめ文化・スポーツ賞を贈った。
9月に開かれた陸上の日本学生対校選手権で松山大は女子トラック優勝。高見沢選手は3000メートル障害優勝、中原選手は5000メートル優勝を飾った。
松山大や女子駅伝部の関係者8人が県庁を訪問。リオデジャネイロ五輪陸上女子3000メートル障害にも出場した高見沢選手は「五輪は(予選敗退と)悔しい結果になったが、会場は感じたことのない雰囲気だった。4年後に(東京五輪で)リベンジしたい気持ちになった」と語った。
中村時広知事は「挑戦者の精神がレースに表れていて感動した。ぜひ東京五輪で羽ばたいてほしい」とエールを送った。
女子駅伝部は30日、仙台市で開かれる全日本大学女子駅伝対校選手権に出場する。主将の中原選手は「一人一人が自信を持ち、思い切り走って優勝したい」と話した。