音楽を通して子どもたちに感性を育んでもらおうと、愛媛県松山市出身のピアニスト黒田映李さん(31)=東京都=らが26日、知的障害などのある子が通うみなら特別支援学校(東温市見奈良、約340人)でチェロとの二重奏コンサートを開いた。
黒田さんは松山東高、桐朋学園大卒。ドイツやオーストリアで9年活動し、2014年7月に帰国。11年にみなら特別支援学校でソロ演奏をした縁で、再び来校した。
今回はチェロの宮坂拡志さん(32)とデュオで、サンサーンス作「白鳥」などクラシックの名曲、日本の唱歌やアニメ主題歌計10曲を披露。子どもたちはゆったりとした調べに耳を傾け、なじみのある歌を口ずさんだ。