松山・お堀の白鳥ひな、すくすく 健康診断で太鼓判
「誕生から2週間、すくすく大きくなっています」―。愛媛県松山市堀之内の城山公園北堀で4月28日に生まれたコブハクチョウのひな3羽の健康診断が11日あり、順調な成長が確認された。
ひなの健康状態把握のため、市が県獣医師会の協力を得て実施。同市三番町4丁目の同会では、3羽を順番にはかりに乗せて体重を量ったほか、寺町光博会長(64)らが筋肉のつき具合や毛並み、くちばしなどの外形を診察した。
3羽の体重は490グラム、459グラム、410グラムで、昨年生まれたひなの同時期より大きく、寺町会長は「健康状態は全く問題がない」と太鼓判を押した。堀から飛び出し外敵に襲われないようにするため風切り羽の関節を外し、個体識別のマイクロチップも体内に埋め込んだ。