松山の味を後世に伝えようと市内の50~80歳代の主婦ら7人でつくる郷土料理研究会「なもしの会」は8日、愛媛県松山市勝山町1丁目の飲食店で初めての試食会を開き、市や市内の観光業の関係者ら約20人が古里の味に舌鼓を打った。
 メニューは、果汁と米酢を合わせた米に山菜やチリメンを混ぜ、手のひらサイズにまとめた「夏柑(なつかん)ずし」のほか、古代米の赤米ともち米を使い市花のツバキを表現した創作和菓子「つばき餅」など計12品。まつやま農林水産物ブランドの「松山ひじき」や「松山長なす」など食材にこだわった。