松山でリーダークラブ結成式 地域防災 学生が担う
松山市内の大学などに通う学生防災士でつくる「防災リーダークラブ」の第2期生の結成式と、防災士資格取得を目指す集中講義「環境防災学」の報告会が18日、愛媛大(文京町)であった。今年新たに資格を取得した大学生らが、小学校での防災教育などの取り組みについて語った。
同講義は愛媛大と松山市が共同で取り組む「実践的学生防災リーダー育成プログラム」の一環で、9月に開講。今年は愛媛大以外の市内の大学・短大の学生も受講可能となり、計219人の学生防災士が誕生した。
18日は愛媛大と松山大、松山東雲短大の学生3人がこれまでの活動を報告。地区防災会議や避難訓練への参加、小学校での防災マップや防災グッズ作りなどの取り組みを紹介し「講義で学んだことを生かし続けたい」などと意気込みを述べた。