東南アジア販路開拓へ 松山でセミナー
シンガポールなど東南アジアへの輸出に興味がある企業・団体を対象にした食品・飲料販路開拓セミナーが12日、愛媛県松山市三番町5丁目の伊予銀行本店南別館であり、進出支援を手掛ける日本アシストシンガポールの関泰二代表取締役らが成功へのポイントなどを説明した。
東南アジアへの市場開拓を進める県内企業の増加などを受け、伊予銀が開催。県内外の食品会社や行政関係者ら計約20人が参加した。
関氏は現地のライフスタイルに合わせた商品の使い方をうまく提案できるかが、輸出成功の鍵を握ると指摘。レンタルオフィスを運営するクロスコープ・シンガポールの庄子素史代表取締役は現地で料理教室が増加している点を挙げ「教室に食材を売り込み、現地の人の口に合う料理を講師に考えてもらうのも手だ」と提案した。