30秒のテレビコマーシャルでわがまちの自慢をPRする「ふるさとCM大賞えひめ2015」の審査会が1日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、西条市の「東予高校CM隊」が制作した「ものづくり大好き」を大賞に選んだ。
 地域の魅力を県内外に情報発信しようと、愛媛朝日テレビ(松山市)が2006年から毎年開催し10回目。今回は県内19市町から27作品がエントリーし、映画プロデューサーの桝井省志さん(久万高原町出身)ら4人が表現力や地域情報性などを審査した。
 大賞作品は、人のためになるものづくりがコンセプト。弁当の箸を忘れてきたクラスメートにお助け隊が箸を作るが、役立ちたいという気持ちの大きさから巨大な箸が完成するという内容。ユーモアあふれる中に、ものづくりを真摯(しんし)に学ぶ高校生の姿勢が伝わることが高く評価された。