大分、宮崎両県の観光キャラバン隊が5日、愛媛県松山市大手町1丁目の愛媛新聞社を訪れ、3月に大分-宮崎間が全線開通する東九州自動車道を利用した旅行を呼び掛けた。
 同自動車道は、3月21日に佐伯インターチェンジ(IC)―蒲江IC間(20.4キロ)が開通。大分IC―宮崎西IC間が一般道利用より約1時間40分短縮され、約2時間50分となる見込みで、愛媛からフェリーで大分に渡り両県を周遊する観光客の増加を期待しているという。
 観光団体関係者やゆるキャラなどのキャラバン隊は、両県の食べ物や観光スポットなどをPR。「大分の温泉地に宿泊し、宮崎の自然やご当地グルメを楽しむ1泊2日旅行などプランはさまざま。東九州をもっと売り出したい」と話していた。