母校の後輩に警察の仕事を知ってもらい優秀な人材を確保しようと、県警は25日、愛媛県松前町西古泉の県警察学校で高卒対象リクルーターの指名式を行い、警察官や職員96人が活動に使う名刺などを受け取った。
 式では警務部の松岡重栄参事官が「成否は皆さんの熱意に懸かっている。県警の顔として部活の後輩などあらゆるつながりを利用し、人材確保のためアピールしてほしい」と激励した。
 県警は2015年度の採用試験から1次試験に体力試験を実施し、身長や体重、胸囲の身体基準を廃止した。全署で鑑識や逮捕術訓練の体験、警察官との対話の機会を設けるなど、採用活動に取り組んでいる。