第13回高校生ものづくりコンテスト県大会(木材加工部門)が23日、愛媛県西条市周布の東予高校であり、建築関連学科のある県内4校の生徒8人が日ごろ磨いた技能を競った。
 県大会は、県工業教育研究会(松山市)が毎年開催。参加者は制限時間2時間半で課題を仕上げ、道具を正しく使っているか▽作業を効率よく進めているか▽設計図通りの寸法に加工できているか―などを審査員4人が採点した。
 生徒は差し金で寸法を測り、のこぎりやのみなどで加工する際の目印を付ける「墨付け」を手際よく進めた。数人が指をけがする場面もあったが、全員が図面通りに仕上げようと、慎重にのこぎりを引いたりのみを振るったりしていた。