シラス(カタクチイワシの稚魚)の加工・販売を手掛ける朝日共販(愛媛県伊方町、福島大朝社長)は松山市南吉田町に最新鋭の工場と直売所を併設する新会社「佐田岬の鬼」を設立、16日には直売所がオープンし、大勢の客が鮮度の高い釜揚げしらすなどを買い求めた。
 新会社は朝日共販とシラス漁業の福島産業(伊方町、福島大蔵社長)が共同出資し、社長は大朝氏が務める。工場は今月1日から稼働しており、商品の日持ちを長くすることを可能にした最先端の殺菌、冷凍システムを備えた。