よんでん文化振興財団(高松市、大西淳理事長)は3日までに、四国ゆかりの芸術家を顕彰する2015年度「よんでん芸術文化賞」に愛媛県今治市出身の洋画家智内兄助さん(66)=埼玉県=ら2人を選んだ。
 智内さんは和紙にアクリル絵の具という特異な描法を用い、赤や金を多用したきらびやかな色使いで、まな娘をモデルに着物姿の童女シリーズを描き続け、独自の芸術を生み出した。6月に高松市で表彰式を予定している。