第64回県華道会華展が14日、愛媛県松山市大街道3丁目の松山城ロープウエー駅舎で始まり、県内8流派の指導者や門下生ら計45人が、それぞれ培ってきた技法で穏やかな春を表現している。15日まで。入場無料。
 県華道会が毎年開催。今回は約40点を展示した。サクラとガーベラを使い濃淡二つのピンク色を効果的に使ったり、華やかなボケの枝にツクシとフキノトウを添えたりと、さまざまな形で季節感を演出している。訪れた人は花の取り合わせなどに注目しながら、個性豊かな作品を見比べていた。