4月からよろしくね-。愛媛県西条市宮之内の河北中学校にこの春入学する三芳、楠河、庄内3小学校の6年生37人が28日、国史跡・永納山城跡(西条市河原津)の散策などで交流を深め、中学校生活に思いを巡らせた。
 河北中は50年ほど前には約300人が通っていたが、2015年度の新入生は50人。河北中校区にある3公民館が、児童がスムーズに新生活のスタートを切れるようにと、交流会を初めて企画した。
 永納山城跡では2班に分かれて標高約132メートルの山頂を目指した。児童は市職員らの説明に耳を傾けながら険しい山道を登り、市内全域や瀬戸内しまなみ海道などが見渡せる高台では絶景に息をのんでいた。