明けまして一本立ち 今治・朝倉と宇和島で成人式
今治市朝倉地域と宇和島市で2日、県内最初の成人式が開かれた。新成人が社会人としての自覚を胸に、晴れやかな姿で旧友らと再会を喜びながら新たな一歩を刻んだ。
今治市朝倉地域の成人式は、朝倉上のタオル美術館ICHIHIROで開催。
対象者44人のうち出席した39人を前に、今治市の高橋実樹教育長が「新しい世界を切り開き、自立した一人の社会人として、判断力と責任感を持って行動してほしい」とあいさつした。出席した新成人全員が1人ずつ抱負を発表し「社会に貢献できる大人を目指す」「立派な社会人になる」などと力強く述べた。
宇和島市の成人式は中央町2丁目の南予文化会館であり、対象者936人のうち761人が出席した。
石橋寛久市長が「自分のやりたいことを見つけ、努力を重ねて、いい人生を送ってほしい」とエールを送った。式の後には、中学時代の写真が流れるスライドショーや恩師の登場もあり、会場は笑顔であふれていた。