早生(わせ)ミカンの出来を競う果実コンクールが26日、愛媛県宇和島市吉田町法花津の県みかん研究所であった。県内各地で丁寧に育てられた94点の色づきや大きさを審査し、入賞8点を決めた。
 農家の生産技術向上などを目的に、JA全農えひめと県果樹同志会が毎年開催している。
 JA全農えひめによると、今年は8月の多雨で糖度の低下が心配されたが、9、10月の天候回復で平年より高く仕上がったほか、適度な雨量に恵まれ酸抜けもよく、上々の出来栄えという。コンクールでは県やJAの職員ら5人が、色や形の均一性などをチェックした。