日本の110番、仕組みは? 愛媛大留学生が体験
110番への理解を深めてもらおうと、松山東署は11日、愛媛県警本部で見学会を開き、中国やインドネシアなど5カ国の愛媛大留学生と家族ら約20人が通信指令課などを訪れ、緊急通報の仕組みを学んだ。
署と大学が2012年12月に交わした留学生の安全確保のための覚書に基づく取り組み。参加者は、どのような場合に110番をするかなどの説明を警察官から受け、通信司令室内で実際に通報を受けている様子を見学。模擬110番では、留学生2人が日本語と中国語で状況説明し、緊張しながらもしっかりと受け答えした。
留学生らはパトカーや白バイを体験乗車したほか、制服も試着。警察官に機器の役割や使い方などを質問し、理解を深めた。