新聞読み文章力習得を DB活用・小論文講座
新聞記事や社説から文章表現の基礎を身に付ける「新聞で学ぶ小論文講座」が13日、愛媛県松山市樽味3丁目の愛媛大付属高校であり、3年生約70人が愛媛新聞データベース(DB)を活用した情報検索で時事問題への理解を深めた。
「もっと!新聞」キャンペーンの一環で、愛媛新聞社が3月に開設した全6回講座の4回目。参加者はこれまで、新聞記事を読み解くことで自分の意見を表現する方法などを学んできた。
13日は、キャンペーン事務局の担当者が、同社のDBでは1992年5月以降の掲載記事がキーワード検索でき、インターネットとの複合活用で時事問題などのより深い理解につながるなどと説明。生徒は気になるキーワードを検索し、新しい知識を吸収していた。
愛媛大付属高はタブレット端末を160台配備し、授業で使用するなどICT(情報通信技術)を用いた教育手法を導入。今回、ICTで新聞活用の幅を広げようと小論文講座の中にDBの活用を取り入れた。