愛媛県新居浜市を拠点に活動するアマチュア演劇グループ「劇団笑夢(えむ)」(田辺憲司代表)が15、16の両日、同市坂井町2丁目のあかがねミュージアムでオリジナル演劇「にいのものがたり」を上演する。
 ミュージアム開館記念イベントの一環で、施設運営グループと同劇団でつくる実行委員会が主催。「笑夢」は2001年9月に設立し、現在は3歳から60代の市民ら約50人が所属。今回の公演は第14回定期公演も兼ねる。
 「にいのものがたり」は、地元の一宮神社に伝わる「小女郎狸(こじょろうだぬき)伝説」をモチーフに、田辺代表が書き下ろしたオリジナル作品。
 田辺代表は「伝説をいかに膨らませるかに苦労した。太鼓祭りの法被なども登場する新居浜らしい作品に仕上がったので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。
 開演は15日午後1時半と同6時半、16日午後0時半と同5時半。入場料は1000円(当日は1300円。飲み物付き)。