2016年度の新作アイスクリームを集めた展示説明会が16日、愛媛県松山市大可賀2丁目のアイテムえひめであった。16社がこだわりの新商品を四国の小売関係者約300人に売り込んだ。
 アイスクリーム卸売業の南商事(松山市)が毎年、春夏の新作が出そろう2月に開催。自分へのご褒美として味わう中価格帯商品が増えてきている中、今年は女性に人気のハーブとフルーツの組み合わせをはじめ、有名スイーツ店とのコラボやミカンの果肉と果汁をふんだんに使った商品など約100種類が集まった。
 会場では各メーカーがブースを構え、小売バイヤーに商品の特長や価格を説明。江崎グリコ(大阪市)は2層仕立てのチーズケーキ風アイスを開発し「本物のケーキに近い味が楽しめる」とアピール。1口サイズのドーナツ形アイスを新発売するオハヨー乳業(岡山市)は「カラフルな見た目がポイントでファミリー層に食べてもらいたい」と話した。