愛媛県総合運動公園(松山市上野町)の指定管理者・県スポーツ振興事業団は9日、公園のホームページ(HP)にスポーツ教室の受講生10人の氏名や年齢、住所などを1日から誤って掲載し、個人情報が流出したと発表した。8日に外部から指摘を受けて削除。10人に謝罪し、悪用の被害は確認していないという。
 事業団によると、表計算ソフトのエクセルで掲載した2015年度中期スポーツ教室募集の申込用紙に、14年度前期レクリエーションバレーボール教室を受講した松山市の30~40代の女性の個人情報を記載したシートが交ざっていた。
 教室の運営事務を担当する職員が、過去の受講生の情報を使用しデータ集約の練習で作成したシートを削除していなかった。HPは1日平均300件程度のアクセスがあるという。