捜査本部が現場で検問 松山・アパート女性殺害3カ月
2014年12月に愛媛県松山市千舟町1丁目のアパートで住人の女性(37)が遺体で発見された殺人容疑事件から3カ月となる16日、松山東署の捜査本部(本部長・工藤光一署長)は現場のアパート前で検問を行い、情報提供を呼び掛けた。
検問は、午後4~5時に実施し、署員15人が通行人やドライバーらに声を掛け、遺体発見日に不審人物を目撃していないかなどを聞き込んだ。
捜査本部などによると、これまで延べ約9300人の捜査員を投入し、現在は約90人態勢で捜査。高知や徳島などにも捜査員を派遣して交友関係などを調べているが、犯人逮捕につながる有力な情報は得られていない。東署刑事1課の黒川仁彦調査官は「事件や被害者に関する情報があれば、どんなささいなことでもいいので署か県警本部に情報提供してほしい」と呼び掛けている。