北朝鮮による拉致問題を考える県民会議(救う会愛媛)は13日、松山市湊町5丁目の伊予鉄道松山市駅前で緊急集会を開き、全ての拉致被害者の一括帰国などを訴えた。
 2014年5月の日朝政府間のストックホルム合意から1年が経過しても拉致問題の解決に至っていないことを受けて実施。同会の会員ら約50人が参加した。
 愛媛拉致議連の森高康行会長は「今も期待は裏切られたまま。残された家族の思いや怒りを政府、北朝鮮に届けよう」とあいさつ。救う会愛媛の中矢民三郎会長は「政府は、全ての被害者の一括帰国を強く北朝鮮に求めてほしい」などとアピール文を読み上げた。