2017年の愛媛国体と全国障害者スポーツ大会に参加する聴覚障害者のために手話で情報を伝えるボランティアのリーダー養成研修が26日、愛媛県松山市本町6丁目の県視聴覚福祉センターで始まった。来年2月までに5回の研修を行い、スポーツ特有の専門用語の習得など技術向上を図る。
 県情報支援ボランティア養成協議会が主催。県内の手話サークル会員ら約50人が受講する。手話ボランティアは各競技会場などで選手や観客に受け付け、進行状況といった情報支援を行うのが役割。来年度以降、筆談や要点筆記も含めボランティア600人を養成する計画で、研修を受けたリーダーが地域の指導者として協力する。