手作りのオペラ公演を成功させようと、愛媛県八幡浜市や伊方町などの住民約30人が練習に汗を流している。演目はお菓子の家が登場するグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」。八幡浜市保内町宮内の市文化会館「ゆめみかん」で31日に開く本番では、子どもからお年寄りまで幅広く楽しめる舞台を披露する。
 公演は愛好家でつくるオペラプラザ愛媛(事務局・砥部町)が企画。会員のほか一般公募の市民や、会場近くの川之石小学校(保内町川之石)の児童有志が出演する。
 8月から始まった稽古も仕上げに入った今月25日は全員がステージに上がるオープニングやフィナーレなどを練習。主人公のきょうだいを中心に、クッキーなどの小道具を使いながら歌や振り付けを確認していた。
 公演は31日午後6時から。入場料(前売り)は大人2千円、小学生以下千円など。問い合わせは、ゆめみかん=電話0894(36)3040。