手を取り平和築くには 中四国ガールスカウト議論
よりよい社会の実現のため自分たちにできることを議論する「ガールスカウトギャザリング(集会)中国・四国地区大会」が10日、愛媛県松山市菅沢町の市野外活動センターで始まり、中高生のメンバーら54人が、話し合いを通じて交流を深めた。
ガールスカウト県連盟(河端優子連盟長)の主催で、各県持ち回りで毎年実施。今回は「私たちはパートナーシップによって平和を築ける」をテーマに、1泊2日の日程で意見を出し合う。
開会式で河端連盟長が「みんなが力を合わせれば世界を変えられる。話し合ったことを行動に移してほしい」とあいさつ。参加者は五つのグループに分かれ、アルミ缶回収で集めたお金で途上国に文房具を贈るなど各県の取り組みを報告した。日ごろの活動が平和にどうつながるかについて積極的に発言し、交流を深めていた。