愛治小児童らがコンニャクイモ栽培 鬼北
愛媛県鬼北町清水の愛治小学校の5、6年生12人が21日、学校裏の畑で地域住民らとコンニャクイモの植え付けに挑戦した。澄み切った青空の下、子どもたちはせっせと土を掘り、丁寧に種芋を埋めた。
子どもたちに郷土料理に親しんでもらおうと、地元住民らでつくるグループ「やまびこ会」と愛治小が2011年に始めて5回目。11月ごろに収穫し、12月にはこんにゃくを作り料理する予定。
グループ代表の松浦歌子さん(68)が「芽のくぼみに水がたまらないよう種芋を斜めに傾けて植えてください」とアドバイス。スコップを片手に作業に取りかかった児童は、芽を隠すようにしっかり土をかぶせ「大きく育って」と声を掛けながら水をまき、わらを敷いた。