名刺やメッセージカードに愛媛自慢の写真を使って、ふるさとの魅力をPRする「えひめ愛顔(えがお)名刺デザイン」の選考会が12日、県庁であり、応募305点の中から12点を採用作品に選んだ。3月中に県ホームページ(HP)で発表する。
 愛媛の認知度を向上させようと、県と愛媛新聞社が実施する共同企画「ふるさと愛媛の応援団」の一環。名刺の裏などに掲載する観光地や自然などの写真と、写真に添えるPRコメントを募集し、県内市町や個人から応募があった。
 会場には、石鎚山系の雄大な景観美や松山市北条地区の秋祭り、宇和島のたい飯などを撮影した郷土色豊かな力作がずらり。県関係者ら審査委員4人が応募写真を「眺めたい」「食べたい」など四つのジャンルと地域ごとに分類し、インパクトの強さをポイントに審査した。
 採用作品のデータは発表後、県HPから自由にダウンロード可能で、名刺作成などに活用できる。