粉飾決算問題でJリーグから制裁金などの処分を受けた愛媛FCは24日、愛媛県松山市内で会見し、亀井文雄社長が退任し後任社長に県サッカー協会会長の豊島吉博氏が内定したと発表した。
亀井社長ら常務以上の取締役6人、監査役2人が3月13日の株主総会で退任する。24日の取締役会で承認された。
愛媛FCは12年度3362万3千円、13年度5984万円2千円の赤字を計上していたにもかかわらず、各年度とも収入を水増し、支出を少なくして黒字決算にしていた。愛媛FCは1月16日、粉飾決算の事実を公表。Jリーグは愛媛FCに2月23日、けん責と300万円の制裁金を科した。