サッカーJリーグ2部(J2)の愛媛FCの粉飾決算問題で、愛媛FCの亀井文雄社長(60)が引責辞任の意向を固めたことが22日、分かった。
 Jリーグは23日の理事会で愛媛FCの処分を決定する。愛媛FCは24日に開く取締役会で処分内容を報告し、粉飾した2012、13年度の決算修正や14年度決算、次期役員人事などを協議する見通し。株主総会は3月13日の予定。
 愛媛新聞社の取材に亀井社長は「代表者として責任を取らなければならない。取締役会や株主総会などの手続きを踏む必要があるが、辞任する覚悟は固めている」と話した。
 関係者によると、後任候補には元日本サッカー協会事務局長で現県サッカー協会会長の豊島吉博氏(63)が挙がっている。