就職活動する学生を支援しようと、松山大(村上宏之理事長)と、愛媛県内の経済情報を提供する有料サイト「愛媛の経済サイトE4(いーよん)」を運営する愛媛新聞社(土居英雄社長)、愛媛経済レポート(行定千織社長)は30日、連携協定を結んだ。今年から面接など企業の選考活動の解禁日が4カ月繰り下げられ、短期決戦に臨む学生を後押しする。
 連携は「売り手市場」と言われながらも企業側は厳選採用の姿勢を崩していない中、卒業生の約6割が例年、県内企業に就職している松山大生に情報力を培ってもらうのが狙い。
 提携によって、7月1日からサイト内に「松山大学×E4就職ナビ」のバナーを作り、就職コンサルタントのインタビューや、学生らに取材して悩みや課題を探る記事などを共同で発信。両社は就活を控えた松山大3年生100人に無料利用できるアカウントを提供する。