愛媛県産温州ミカンの収穫量 11年連続2位
2014年産温州ミカンの愛媛県内収穫量は12万8500トンで、和歌山県の17万3700トンに次いで11年連続で2位だったことが3日までに、農林水産省のまとめで分かった。前年産に比べ7%減少したが、同じ裏年の12年産に比べ1%減にとどまった。
全国シェアは3年連続で15%を維持。実をつけた結果樹面積は前年比2%減の6150ヘクタールだった。
10アール当たり収量は2090キロ(12年産比3%増)。収穫量の内訳は早生(わせ)温州が8万1600トン(3%増)、普通温州が4万6900トン(7%減)だった。中国四国農政局松山地域センターは「着果が良好で、8月の多雨により肥大もよかった一方、12月の強風や降雪で特に南予で被害が出た」と総括した。