個人事業主や年収2000万円を超す給与所得者らが対象となる2014年分の所得税と復興特別所得税の確定申告が16日始まり、愛媛県内でも八つの税務署などに多くの納税者が訪れた。受付期間は3月16日まで。
松山市若草町の松山税務署では会場にパソコン62台を設置。訪れた人は税務署員らのアドバイスを受けながら、国税電子申告・納税システム「e―Tax」などを活用して申告書を作成した。
同税務署によると、県内の13年分の確定申告者数は約20万6000人。このうち約6割が、国税庁ホームページ(HP)の確定申告書作成コーナーやe―Taxなど情報通信技術(ICT)利用で、割合は年々増加傾向にあるという。