愛媛大にサイバー攻撃 アドレス366件流出
愛媛大や福岡大など国私立6大学のウェブサイトがサイバー攻撃を受け、メールアドレスやコンテンツを管理するためのID、パスワードなどが流出する被害があったことが14日、分かった。愛媛大ではサイバー攻撃で、メールマガジンに登録していた366件のアドレスが流出した。愛媛大危機管理室によると、外部からの不審なアクセスによる情報流出は初めて。県警生活環境課は、不正アクセス禁止法に抵触する可能性もあることから、愛媛大の関係者から事情を聴いている。
愛媛大によると、攻撃を受けたのは愛媛大ミュージアムのウェブサーバーで、イベントなどを知らせる学内外の一般向けメールマガジンに登録されていたアドレスが抜き取られていた。10日付でアドレスの一覧などが記されたサイトのリンク先がツイッターに投稿されていた。13日午前11時ごろ、外部からの指摘で流出が発覚。サーバーを切断し、残ったアクセス状況などを解析している。