愛媛大、教職大学院を2016年度新設
愛媛大大学院教育学研究科(松山市文京町)は2016年4月、現職教員の学校経営力を高め、即戦力となる新人教員を養成する教職大学院(定員15人)の新設を進めていることが28日、分かった。学校管理職の候補者を対象としたリーダーシップ開発(5人)と、若手教員や学部卒業生らが対象の教育実践開発(10人)の2コースを設ける予定。
同研究科によると、現行の学校教育専攻(5人)を廃止し、教科教育専攻(30人)を10人減らして、教職大学院の定員に充てる。研究科の全体の定員は55人を維持する。
両コースとも2年課程で、教職修士(専門職)の学位が授与される。リーダーシップ開発では、16年4月に新設予定の松山市教育センター(仮)と連携し、学校の組織力向上と信頼構築に貢献できる管理職の育成を目指す。
入試は11月21日に書類審査や面接などで実施予定。7月30日午後2時半から、愛媛大教育学部1号館で、教職大学院の第1回入試説明会が開催される。