えひめ移住交流促進協議会の総会が20日、愛媛県庁であった。県が8月、東京に配置した「えひめ移住コンシェルジュ」の松岡朋枝さん(32)=伊予市出身=が、受け付けた相談55件71人の傾向を説明した。
松岡さんは40代以下が6割以上を占めるなど若年層が多く家族構成は単身、夫婦、夫婦と子どもの順だったと報告。ほとんどが移住先の地域を決めておらず、温暖かどうかなど重視する条件によって決めるケースがあると指摘した。
また「子どもが幼稚園に入る前に移住を検討し学校や病院、家賃や交通事情に関する質問が多い」と明かし観光情報ではなく地域や住まい、仕事といった暮らしに関する情報が求められていると述べた