伊予鉄道(愛媛県松山市)は31日、郊外電車横河原線の愛大医学部南口駅(東温市志津川)の有人駅化に伴う駅舎新築工事を完了した。これまで朝夕の混雑時間帯のみ配置されていた駅員が午前7時すぎから午後8時前まで常駐を始めた。
 同駅の2013年度乗降客数は45万人で、10年で1割近く増加。周辺では東温市が宅地開発を進めており、今後も利用者が増えると見込み、有人駅化を決めた。
 新駅舎は木造平屋32平方メートルで、事務室と倉庫がある。駅舎工事に合わせてホーム塗装などの修繕も行った。