四季の花々が彩る愛媛県宇和島市津島町近家の日本庭園「南楽園」で、ウメが開花時期を迎えた。まだ一分咲き程度だが、31日には恒例の「梅まつり」が開幕。愛らしいピンクや白の花が家族連れらを楽しませている。見頃は例年並みの2月中旬となりそう。
 南楽園は約5300平方メートルの梅園に「寒紅梅」や「月の柱」など約160本が植えられている。
 31日は、時折小雨がぱらつくあいにくの天気。来園者は少なかったが、開花を心待ちにしていた人たちが咲き始めた花や大きく膨らんだつぼみをめでながら、ゆったりと過ごしていた。梅まつりは3月1日まで。