ゴールデンウイーク(GW)を愛媛県内で過ごした帰省者のUターンラッシュが5日、本格的に始まった。JR松山駅には大勢の家族が見送りに訪れ、別れを惜しんだ。
 改札口は、岡山方面に向かう特急「しおかぜ」の出発が近づくたび、スーツケースを持つ人や家族でごった返した。
 JR四国によると、しおかぜは座席に座れない乗客が出るほどの混雑ぶりで、5日午後4時までの最大乗車率は、同0時20分松山発の110%だった。
 松山空港では、多くの出発便が満席となった。6日の羽田や大阪行きの予約もほぼ埋まり混雑が予想され、全日空と日本航空は「早めの搭乗手続きを」と呼び掛けている。