愛媛県鬼北町大宿(おおじゅく)地区の棚田をライトアップするイベント「穂田(ほた)るの里の幻灯火(げんとうび)」が22日夜、始まった。山里の棚田には約800個の灯籠が並び、幻想的な世界をつくり出している。
地元住民グループ「来夢(らいむ)・母愛夢(ぽえむ)」が地区の活性化につなげようとホタルが飛ぶ時季に開き3回目。今年は6月6日までの金、土曜日、午後7時半から開催する。
一帯がオレンジ色の夕映えに包まれた午後7時すぎから、グループのメンバーや町職員が、ペットボトルで作った灯籠に点火。親子連れらが「癒やされる」「きれいだね」などと話しながら、ゆらゆらとゆれる灯火に照らし出された風景を楽しんだ。